変な虹!

user-pic
0

7月10日の午前10時30分ごろ、現場での休憩中、南東の方角に変な虹が出ているのを発見しました!

DSCF0614.JPG

 

どこが変かって?

まずひとつはその形状です。・・・輪になっていないのです。写真では分かりづらいかもしれませんが、水平に一直線なのです。そしてもうひうとつは出ている方角です。本来虹は太陽と反対の方向に出ます。もしこの時刻に虹が出るなら北北西の方角に出るはずなのですが、何とこの虹は太陽とほぼ同じ方角に出没したのです!そして何よりもこの日は写真でもわかる通りの快晴で、どこかで雨が降っている様子など微塵もないのです・・・。

これはえらいものを発見してしまいました!きっとまた大地震でも起きる前兆か、それともまた最近の異常気象で虹の出方まで異常になってしまったか・・・、とにかく気象台に報告しよう!と思いましたが、その前に念のため調べてみました。

・・・すると、ありましたありました。何とこれは“環水平アーク”という現象で、上空の氷の結晶に太陽光線が屈折して見えるものらしいのです。主にこの時期によく見られるもので、日本だけでも年に数十回は見られるとのこと。そのわりには45年生きてきて初めて見るのですが・・・。

何はともあれ、これが不吉な前兆や気象異常でなくてひと安心というところですが、“新発見か?”とちょっと期待しただけに少しがっかりした私でありました。

                                                     by 自称気象予報士

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.c-hory.co.jp/cgi-bin/mt-tb.cgi/229

コメントする

このブログ記事について

ひとつ前のブログ記事は「熱中症について」です。

次のブログ記事は「海を越えて」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。